地図地理検定 – 級の認定
級の認定と「地図地理力博士」
地図地理検定「基礎」
(1) 60点以上を「合格」と認定します。
(2) 満点(100点)を取った方には満点賞を授与します。
(3) 測量継続教育(CPD)制度のポイントが100点の場合2ポイント、90点~99点の場合1ポイント付与されます。
地図地理検定「専門」
(1) 成績上位者を1~3級に認定します。
(2) 96点以上の得点をあげた方または1級認定5回の方を「地図地理力博士」に認定します。
(3) 1級認定3回の方を「準地図地理力博士」に認定します。
(4) 毎回の最高得点者を表彰します。
(5) 測量継続教育(CPD)制度のポイントが毎回付与されます。
(6) マップ・リーダー研修を受講済の方で、2級以上に認定された方は、上級マップ・リーダー(地図専門指導者)の認定を受けることができます。
地図地理検定の級と測量継続教育(CPD)制度のポイント
級 | ポイント |
---|---|
地図地理力博士 | 5ポイント |
準地図地理力博士 | 4ポイント |
地図地理力1級 | 3ポイント |
地図地理力2級 | 2ポイント |
地図地理力3級 | 1ポイント |
地図地理検定(基礎)100点 | 2ポイント |
地図地理検定(基礎)90点~99点 | 1ポイント |
受検者の声
地図地理検定を定期的に受検しています。地図地理検定は、いま話題となっているトピックが出題される点がとても勉強になります。最近では、ジオイド高について、関東大震災から100年、新しい海図などが「専門」で出題されました。地理教育の分野でも話題となっているSDGsに関する出題もありました。地図地理力1級は、国土地理院の請負測量業務の競争入札のための測量技術者の認定資格となっていることもあり、1級を目指してこれからも研鑽していきます。
地図地理検定は、「基礎」と「専門」があり、難易度を選択できます。それぞれ、地形図の基礎・基本や読図、資料を活用した設問が充実しています。最新の知識をアップデートしつつ、地形図をはじめとする地図にふれながら楽しく問題を解くことができました。
「基礎」は高校までの地理で勉強する内容に即した出題が多いので、学生時代の教科書や地図帳も試験勉強に使えて、気軽に受検してみることができました。
「専門」は記述式問題が出題されますが、その場で問題内の資料を丁寧に読み取ったり、地図や地理の基本的理解をもとに粘り強く考えたりすることで得点できるものも多く、頑張っただけ得点が増える実感があって嬉しかったです。地形図や地理院地図を使った出題が多数あり、地図地理検定を通してこれらの地図のおもしろさがわかり、日常でふれてみる機会も増えたように思います。
地図地理検定事務局
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一般財団法人日本地図センター 地図研究所 文化事業部
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