地図・空中写真の複製・頒布
空中写真の複製頒布
空中写真は、地図と違って省略がないため、地上の姿がそのままわかります。
さらに、古い時代の写真を利用することで、当時の状況を明らかにすることができます。
公共事業、環境保全、防災、その他の各種計画・調査ならびに学校教材や学術研究等に広く利用できます。
空中写真で見た国立競技場の変遷
空中写真についてもっと知りたい方は、こちらもご覧ください。
主な複製頒布している空中写真
モノクロ(白黒)空中写真
モノクロ空中写真は、戦時中の陸軍撮影のもの、終戦後1946~1948年に米軍によって全国撮影されたもの、1960年から国土地理院がほぼ全国を撮影したものをそろえています。
カラー空中写真
カラー空中写真は、モノクロ空中写真と比べて情報量が多く、市街地や農地の土地利用、植生や道路、建物など各施設の状態を、容易に判読することが可能です。1974年から1978年にかけて国土地理院により全国撮影が行われ、以降は経年変化の大きな地域について、順次再撮影が行われており、その全てを提供しています。
種別 | 撮影機関 | 撮影区域 | 撮影年次 | 縮尺(約) | 枚数(約) |
---|---|---|---|---|---|
モノクロ | 日本陸軍 | 一部地域 | 1936~1945 | 1/5,000~1/50,000 | 19,200 |
米軍 | 日本全国 | 1946~1948 | 1/40,000~1/50,000 | 76,000 | |
主要都市 | 1946~1954 | 1/10,000~1/20,000 | 71,400 | ||
鉄道沿線 | |||||
海岸線 | |||||
Wide・沖縄 | 1944~1947 | 1/15,000~1/40,000 | 5,900 | ||
1962~1963 | |||||
国土地理院 | ほぼ国内全域 | 1960~2001 | 1/10,000 | 87,500 | |
1/20,000 | 254,900 | ||||
カラー | 1/40,000・1/70,000 | 88,500 | |||
平地部 | 1974~2019 | 1/8,000~1/10,000 | 1,180,000 | ||
山地部 | 1/10,000~1/15,000 | ||||
合計 | 1,783,400 |
※提供は受注生産で行います。