財団法人日本地図センター
新着情報
2022年2月22日 お知らせ

初代『地図大使』に石原良純氏が就任

初代『地図大使』に石原良純氏が就任

「地図の様々な魅力を多くの皆さんに伝えていきたい」

一般財団法人日本地図センター(東京都目黒区・理事長:稲葉和雄)は、設立50周年を記念して、2022年(令和4年)2月23日、俳優や気象予報士として活躍されている石原良純氏に初代『地図大使』に就任していただくこととなりましたので、お知らせいたします。

(当センターの「東京時層地図」を操作する石原氏)

石原良純氏は、1962年に神奈川県逗子市に生まれ、慶應義塾大学経済学部を卒業、現在は舞台や映画、テレビドラマなどに多数出演されています。湘南の空と海を見て育ったことから気象に興味を持ち、1997年、気象予報士の資格を取得、日本の四季や気象だけでなく地球の自然環境問題にも力を入れておられます。
また、NHK高校講座「地理」のナビゲーターを担当され、当センターが毎年主催する「夏休み地図教室」にも以前お子様とご参加いただいております。
このようなことから、『地図大使』として、地図のおもしろさ、魅力、防災・減災に役立つ地図の重要性を広く国民に伝えるなど地図の普及・啓発にご尽力いただくともに、特に教育分野において、2022年度からスタートする「高等学校地理総合の必履修化」に伴い、地図地理教育への啓発を図るなどの情報発信をお願いすることとなりました。

石原氏から『地図大使』としての意気込みについて語っていただきました。

“地図は見るものではなく、読むものだ” そんなことを社会の先生が言っていたことを、覚えている人も多いのではないだろうか。地図をただ、ぼんやりと眺めれば、単なる模様や図柄にしか見えない。でも、等高線や地図記号の意味をちょっと知れば、地図には無限の情報が描き込まれていることが理解できる。

 そして、地図には、いろいろなものがある。より正確に地形を現すものもあれば、縮尺をデフォルメして伝えたいものだけをクローズアップするものもある。変化する街の様子を捉えた最新版もあれば、古き町並みを現す古地図もある。最近では、そんな地図を重ね合わせて比べられるアプリもある。いろんな地図を見比べて自分に合った地図を探すのもおもしろい。

 誰よりも地図描きに自信のある僕は俳優より制作主任に向いている。この度、地図大使に就任させて頂くことになった。地図大使として、地図の様々な魅力を多くの皆さんに伝えていきたいと思う。」

今後、石原良純氏には、『地図大使』として各種イベントで地図に関する普及活動に参加いただきます。

 

ページの
先頭へ