4次元GISを利用した札幌市街地の変遷の学習(立命館慶祥中学校)
1.
科目および単元
中学校 社会科地理的分野 身近な地域の調査
2. 授業者 中学校:伊藤 智章 加藤 敦史
3. 対象生徒 中学校1年生(4単位・4クラス)
4.
学習のねらい
(ア) 地域調査・読図の作業を行った上で野外調査を行い、結果をGIS上で整理する。
(イ) 調査対象地域の変遷を理解し、地域の変化を視覚的に捉え、加工できる能力の基礎を養う。
5.
指導の経過
(ア) 地形図の読図(3時間)
(イ) 地形図を使った野外実習(1日)2001年10月下旬実施
(ウ) 調査結果の整理(4時間)
紙地図での仕上げ・レポートの作成
コンピューターを使った情報整理・・・・本時
|
|
学習内容 |
生徒の活動 |
指導上の留意点 |
|
1 |
基本的な操作の方法(45分) |
ポイントデータの打ち方 地図の入れ替え 距離円の表示 |
生徒が誰でもわかる地域(学校周辺など)にスクロールさせた上で作業を行うが、生徒の得手不得手を十分に把握する。 |
|
2 |
フィールドワークで得たデータの入力(45分) |
起点と終点、途中の経由点、ルートの中での最高点(標高280mの山に登る) |
画面上で位置を見失う生徒が多いので、紙地図を見ながら作業をさせる。 |
|
3 |
対象地の変遷を見る (45分) |
ポイントデータをもとに、地図を古いものに変え、気付いたことを述べる。 |
専門的な地形用語の紹介は避け、生徒の自由な発想を基に意見をまとめる。 |
6.
指導にあたっての留意点と感想
(エ) コンピューターの操作に対して不慣れな生徒も多かったので、面塗りなどの作業はせず、ポイントデータの読み取りに徹した。
(オ) 位置を把握できず、地図上で迷う生徒が多かった。
(カ) ポイントデータを様々なビットマップから選ぶ作業を、生徒は最も楽しんでいた。
(キ) フィールドワークで歩いた範囲をプロットするには、25000分の1地図は縮尺が小さすぎた。2500分の1、1万分の1地図など、用意する地図にバリエーションを広げたい。
ご質問は、こちらにメールください。E-mail:maps@jmc.or.jp