第23期(2007〜2008年度) 専門部会活動計画

こどもと地図教育専門部会
  主査 : 鵜飼幸雄  副主査 : 西木敏夫

2007年度活動報告、及び2008年活動計画

<平成19年度活動報告>

 当初より月例部会を計画,実施を呼掛けたが,部員の勤務場所が教師の立場により,勤務先が,幼小中高の公私立教育施設の教職であるため研究部会開催日程が建て難く,意思疎通用に研究内容の通信交換を行っていたが,それぞれ異なる立場からの現状報告によるため,対象である生後3歳児の実態観察結果報告の交換は可能であるが,こどもとその父母兄弟友人等などどの観察結果を基とした意見交換の時間が勤務環境の相違により設定し難い状況で,折角の苦労が報われ難く,現状打開方法を大会時に発表された内容を参考にしつつ実現方策を案出するべく研究考慮中である。


<平成20年度活動計画>

 方針審議の部会,集会等の設定実施を前提とした方針を基に,調査・編集・刊行を目指して努力する。

 

註:街の書店に積まれ・子供用品売り場を飾る≪絵本≫の山を見て,もう絵本なんて苦も無く入手できるという現状を見ると,最早,子どもに絵本は充分にあるから,もう造る必要は無い,と言い切って,よいのだろうか。既刊の本を増刷すれば,それでよいと言い切れるか,答えは≪ノー≫である。
その理由は,日進月歩の世の中にあって,もう是で佳しとすることは無い。我々の目指す絵本の効能を,世界の目前に呈する日の速やかな日を創ろう。

(主査 鵜飼幸雄)

(平成20年度総会審議資料より抜粋)

    

2006年度活動報告、及び2007年活動計画

<平成18年度活動報告>
2006年度課題 −生後3歳児を対象にした地図絵本の作成−
 会 長 中村 和郎(駒澤大学名誉教授)
 主 査 鵜飼 幸雄(名誉会員・私地研)
 副主査 西木 敏夫(東京目白学園教諭)
 会員構成(12名)
  伊藤  等(日本大学専任講師)
  飯村 義雄(茨城県郷土地図研究会長)
  大塚 一雄(都八王子北高副校長)
  喜多 昭一(元・千葉県立高教諭)
  辻野 民雄(地図之研究室)
  吉田 和義(東京稲城市立長峰小教諭)
  細井 将右(地図教育部会主査)
  多田 統一(都荒川商高定時制教諭)
 顧 問 飯田 正朔(元・福岡県高教諭・現:青葉桐の花保育園経営主)

【趣旨】

幼児期からの環境教育の一環として地図に親しむことは重要なことでありながら,現実には地図が関連する絵本を取り扱う際に,幼稚園・保育園等の関係者・教育者による内容の説明が出来るような解説書は絶対に必要であります。ところが現在の大学や短大保育科や幼児教育科などの一般教養課程に於いては環境教育・地理(地図)などの単位講座は無く,現実的には保育士は就職してから徐々に勉強しつつ保育に当たっているという現状にあります。
元来,平成17年度に保育活動に環境教育が採り入れられてから2年目の現在でありますが,その普及には,未だ5年間位の日時がかかるのではないかとの危惧が,当事者の偽らざる認識であります。このような状況では,現在における我が国の文教政策が全体にわたり大転換期にある状況では,絶えずその危惧に直面されつつも,現実は止まることなく経過してゆくという,年月の空白期における幼児教育の危機が,後世に悪影響を齎さないようにするためにも少しでも,その溝を埋めようと大切なお子様達の将来への幸せに続くよう,ひと時も,絶える事の無く引きつがれてゆく事を,只管(ひたすら)に願いつつ,その制作に打ち込むものであります。
註:「こども」表記の変遷。当初の「子供」から「子ども」,現在は<こども>。
平成18年度総会にて名誉会員の資格をお受けし,従来より企画していた表記の「こども地図絵本」の作成に本腰を入れた専門部会活動を月例で開催し,3月より12月に至る10回の月例専門部会が各月の第三土曜日午後2時から実施されてきた。

日本国際地図学会・こどもの地図教育専門部会の概要
『こども地図の絵本』(仮称)
 本書の企画の実現は重要な事であり,出来上がりました絵本地図には,保育士や幼稚園教師が説明できるような解説書が必要であります。現在,短大の保育科や幼児教育科などの一般教養課程では,環境教育・地理(地図)などの単位講座は無く,保育士は就職してから徐々に勉強している現状です。平成17年度に保育活動に環境教育が取り入れられてから2年目の現在,普及には未だ今後5年間位はかかると思われます。
 本書は,この空白を少しでも埋める為にも,役立つようにと企画されました。
【特色と目標】
 地理(ジェオ・グラフィ)・地図(カルト・グラフィ)写真(フォト・グラフィ)の三つのグラフィ(GRAPHY)の機能を,縦横に駆使しつつ,表現された内容を目指す。『こども地図絵本』は,楽しい内容によって,幼いころから地図に親しみ,知らず知らずのうちに,地理の楽しさに引き込まれてゆくということはお子様にとっても,理想的な育ち方だと思います。
 主査より従来からの専門部会で論議されてきた内容を纏めた資料が配布され,今後の展開に向けての建設的な意見が交わされ,中村会長からも子ども地図教育専門部会として,対象とする子どもの発達段階に伴う地図教育の研究の要となる基礎的な対応に関する部員各位の立場からの現状分析の必要性と其の発達過程に段階的に対応される地図教育全体的対応策の樹立により,高等教育段階の地図教育専門部会への研究に引き継がれる理論的研究の基礎を築く事が当部会の役割であると思います。
 そのような意味合いからも,今後の研究内容への基礎を築く重要性を強調したい。
〈付言〉
 専門部会員の中には,部会出席には勤務状況の関係上,特に教職員の立場からの出席は,中々出来ない状況にあり,勢い,ファクシミリ・メール・電話などによる口頭での意見交換などに拠らざるを得ない事は否めぬ状況は周知の事実である。然し部員としての役職の誇持から,折に触れての所見交換も数多く在ることも事実である。

<平成19年度活動計画>
初めての「地図」絵本
 平成18年度「子どもの地図絵本」創作に関する討議の部会報告の結果を元に,いよいよ実現する時機到来として活動計画の実践による出版の年度となることを目標とする。

@ 編集会議の運営
A 出版社との取組み 意見調整・絵本の地図化への挑戦
B 保護者への本書の意義説明書の添付
C 美的彩色への挑戦・装丁
D 絵本の体裁 大きさ・頁数・価格
E 価格の設定(絵本+解説書)
G 発行日時の設定と販路の開拓

 

(主査 鵜飼幸雄)

(平成19年度総会審議資料より抜粋)

         

活動の目的・内容・必要性等

二歳児からの地図絵本の作成

三つ子の魂からの地図理解への導入

2年間のスケジュール

定例専門部会の開催

毎月第三土曜日の午後2〜3時間

おおよその構成員数 約10名
ICAコミッション、ワーキンググループとの関連 特になし

平成17年度、18年度活動の例会、定期大会、シンポジウム等または機関誌「地図」への公表状況

随時、高層研究の話し合い。定期大会にて個人発表。

3月より年間10回の月例編集会議実施。

出版以前に付き公表は控える。

(第23期専門部会設置申込書より抜粋)

 


第22期

2006年度活動計画

 2005(平成17)年12月に行った会員へのアンケート結果を参照しつつ今年度の活動計画を立案。

 〔形式の素案〕

  会 名:日本国際地図学会「子供と地図教育」専門部会

  日 時:2006(平成18)年 月日未定

  会 場:未 定

  参会者:部会員,及び関心ある学会員

  責任者:鵜飼 幸雄(部会主査) 西木 敏夫(同副主査)

(主査 鵜飼幸雄)

(平成18年度総会審議資料より抜粋)

2005年度活動報告

2月14日(月) 部会員・中山正臣氏逝去
4月初旬以降8月初旬まで,全国地理教育研究会50周年記念行事に専念。
9月17〜19日 日本地理学会秋季学術大会・茨城大学水戸キャンパスにて日本地理学会会員の地理教育関係者と日本国際地図学会地図教育関係会員との意見交換。
9月20日(火) 坂戸直輝氏一周忌。
10月10日(月) 中村会長・鵜飼主査・西木副主査の3名で,上野公園で開催中の絵本展を機に次年度の部会計画の打ち合わせ。
10月28日(木) 部会員・五條英司氏葬儀
12月20日(火) 主査より下記会員宛,アンケート発信。
          大塚一雄・喜多昭一・飯塚義雄・岩佐武彦・岩本廣美・宇野彰人・

          卜部勝彦・小川 護・金窪敏知・菊池幹雄・渋沢文隆・清水康厚・

          辻野民雄・藤本一美・細井将右・齊藤忠光・他
    上記の一部の方から,1月5日現在までの反応
@地図の有用性が叫ばれている折,ますます「子供にとっての地図」(子供のための地図教育)は重要性を増していると思います。
A「子供のための地図」は教師にとって重要であり,地図嫌い地理嫌いの教員が増加しているとき,ますます重視すべきです。
B1月の部会は必ず出席致します。
C部会も時には例会と同時に土曜日の日中開催を望みます。
Dどこかで集中的に案をまとめて一気にやる方法を考えねばとは思いますが。

(平成18年度総会審議資料より抜粋)


活 動 計 画

活動の目的・内容・必要性等 地図教育の学校教育の一貫性の確立。その基礎としての「地図絵本」の必要性。
2年間のスケジュール 特定の会合はせず、必要に応じて会合あるいは研究会で関係部門と意見交換を行う。
おおよその構成員数 約20名
ICAコミッション、ワーキンググループとの関連 特になし
そ の 他 特になし

平成13年度、14年度活動の例会、定期大会、シンポジウム等または機関誌「地図」への公表状況

平成15年度 特に発表なし

平成16年度 7月22日(木) 定期大会で発表

(第22期専門部会設置申込書より抜粋)



2004年度活動報告

主査・副主査共に所属する東京私立中学高等学校地理教育研究会、東京都地理教育研究会及び全国地理教育研究会の三研究会における現下の我国の学校教育現場への地理教育に対する危機感が年々増大しつつある現況を改善すべく、会員間における緊張感も尋常でない状況にあり、当然、地図教育面における地図の取り扱いが深く関係する事であり、各研究会の研究活動も小・中・高校の各段階に適応した教育指導内容に関連した研究を進めて一貫した体系を確立する必要を痛切に感じている現状にある。特に教育機器の導入による地図の取り扱い方についての問題点などに研究発表の内容も、地理・地図教育の中身よりも技能的方法論に関心が高く、本来の地域事実の内容究明に至る前に留まざるを得ない現状から、早く脱皮することが求められなければならない段階にある。その前提にある幼児を対象にした子供と地図教育専門部会も、そのことに憂慮しつつ、幼時向けの地図絵本を考案中の一端を、昨年の夏の大会で報告した。
かかる教育界の現状の中で、専門部会運営は定期的会合を持つことより、随時、必要に応じて、会員間での話し合った内容を元に主査と副主査が内容を纏め、会員に連絡するという方法で、如何しても執拗な場合に会合を持つという融通性の方が、連絡しやすい状況である。
主要テーマ「はじめての ちず えほん」
人間教育体系活動最初の重要な幼年期の児童を対象にした絵本形式の地図帳の作成を中心に小学校・中学校・高等学校の各発達段階への連携を重視した教育書の作成を主眼とする。
学会誌「地図」誌上に随時経過報告を掲載し、会員各位の御批判を乞う。

(平成17年度総会審議資料より抜粋)