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Q11:国土地理院発行の地図(一般図)はどのような図法を使用しているか?

A:国土地理院が作成・刊行している地図の内、一般図について、それぞれどのような図法を使用しているかを次に示します。


地図の種類 図法
1:2,500国土基本図 横メルカトル図法平面直角座標系
1:5,000国土基本図 横メルカトル図法平面直角座標系
1:10,000地形図 ユニバーサル横メルカトル図法(平面直角座標系の表示もある)
[ガウス・クリューゲル図法UTM座標系]
1:25,000地形図 ユニバーサル横メルカトル図法 [同上]
1:50,000地形図 ユニバーサル横メルカトル図法 [同上]
1:200,000地勢図 ユニバーサル横メルカトル図法 [同上] または多面体図法(北海道地区)
1:500,000地方図 正角割円錐図法(2標準緯線)
1:1,000,000国際図 正角割円錐図法(2標準緯線)
1:1,000,000日本 正角割円錐図法(2標準緯線)
1:3,000,000日本とその周辺 斜軸正角割円錐図法(2標準線)

Q12:北海道の全周は何キロメートルですか?

A:北海道の海岸線の長さについては、少し古い資料ですが次のデータがあります。


1)海岸統計1994 建設省河川局
 北海道海岸線延長    4,381.305km
 北方領土、北海道に属する島の海岸線長を含む


2)全国海岸概況調S58.3.31現在 建設省河川局
 北海道海岸線のべ延長  4,304.578km
 北方領土、北海道に属する島の海岸線長を含む


国土交通省河川局のホームページで知ることもできます。

Q13:地図にはなぜ色がついているのか?

A:地図には黒い線や記号だけのものもあります。明治時代から昭和30年ぐらいまでの日本の地形図は黒一色のものが多かったのです。けれども、人の眼に入る景色やあらゆるものには、いろいろな色がついているでしょう。また、地図は川や道路や鉄道、家や街、土地の起伏などを記号で表します。これをみな同じ色で表したら見にくくて、何を表したか分かりにくいので色がついています。例えば、川は青、道路は黒、山(等高線)は茶と、見分けやすいように色彩を決めて地図は作られているのです。

Q14:地図はなぜできた?

A:例えば貴方の住んでいる街や家に行くまでを説明するのに「言葉」や「文章」では、どんなに詳しく説明しても分かってもらえないことがあるでしょう。「地図」を書いて説明すると、とても分かりやすいですね。このような地図の利点から、自然発生的に地図が生まれたのです。

Q15:地図にはなぜ記号がある?

A:地図は、地表の各種の施設や状況を、一定の縮尺に縮小して紙などに表示したものです。学校で見る日本全体の地図は100~200万分の1の縮尺ですから、20mの幅のある道路でも地図上では0.02~0.01mmにしかなりません。この太さでは線になりませんから、誇張して記号化して表示するのです。市役所や警察署、学校、消防署等も、一つ一つ文字(地図では「注記」と呼んでいる)で示していたのでは、地図が文字だらけになって、見にくい地図になったり、文字が重なってしまいます。そのため、記号を定めて地図に表示するのです。「地図はすべて記号で描かれている」と言っても、言い過ぎではありません。


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